２０１９年８月１日～　弊社は建設キャリアアップシステムに登録しました。

建設キャリアアップシステムとは？

建設キャリアアップシステムは、技能者ひとり一人の就業実績や資格を登録し、技能の公正な評価、工事の品質向上、現場の効率化などにつなげるシステムです。

メリット

１．事業者にとってのメリット

事業者の就業状況等を容易に確認できるほか入退場にICカードを使うことにより、現場の入場管理等の効率化が図れます。

※システムに登録された技能者にはICカードが発行され、以降はそれを使って簡単に就業履歴を蓄積できるようになります。これにより技能者１人ひとりの技能レベルが見えるようになり、技能者を雇用する専門工事業者評価と受注確保、そして技能者自身の処遇改善につながります。

２．技能者にとってのメリット

自分の資格や就業履歴を証明できるため働く現場にかかわらず適正な評価と処遇が受けられます。

３．その他のメリット

現場経験や保有資格が業界統一のルールでシステムに蓄積されることから、十分な経験を積み、技能の向上に努める技能者が適正に評価され、それを通じて処遇の改善につながる環境を整えていきます。
また、建設業退職金共済制度における証紙の貼付状況が確実かつ容易になるとともに、技能者・事業者がそれぞれ就業実績や資格取得などの状況を確認することを通して、更なる技能の研鑽や資格の取得につなげていくことが可能になります。

現場を管理する元請企業は、システムを活用し、社会保険加入状況の確認など、現場管理の効率化、現場のコンプライアンスやトレーサビリティの確保を図ることが期待できます。また、優秀な人材を抱える専門工事業者の選定に活用できるほか、顧客に対して施行に携わる技能者のスキルをアピールするといった活用も可能となります。既に独自の就労履歴システムを運用している事業者においては、建設キャリアアップシステムとの連携により、システムの拡充や合理化を図ることも可能です。